富山の百山 赤谷山 (2260m) 2019年6月4日

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赤谷山の特徴は、剱岳北方稜線の素晴らしい展望である。一方、登山口から山頂までは標高差1500mあり、日帰りコースとしては体力がいる。山中に山小屋などの宿泊施設がなく、コース整備もされていない箇所が多いため、上級者の同伴が必要である

北日本新聞社刊 「富山の百山」より抜粋

2019年6月4日、富山の百山、越中の百山ともに選定されている赤谷山の念願の初登頂を果てしてきました。

念願の…というのも、この山は実は2年前の同時期にも単独行で途中まで2度登ったことがあるのですが、1度目はブナグラ谷の中ほど『戸倉谷出合』までの偵察、2度目は、ブナグラ峠より赤谷方面に若干進んだところにあった急斜面の雪渓のトラバースにビビり、敢え無く撤退。

また、赤谷山ではありませんが、隣に位置する猫又山も、過去にブナグラ峠からと猫又谷から(その際はスキーで)狙った事があるのですが、

いずれとも敗退を喫しており、この辺りの山々にはまだ一度も登頂を果たせていないという自分の中での因縁の(笑)山域なのです。

今回は頼もしい同行者が3名もおり、また天気も上々。こんな好条件ならば今回こそはと鼻息荒く、登山口のある上市町馬場島に到着。馬場島荘先のY字路を左に進み、白萩川林道ゲート前の開けた所に邪魔にならないように駐車。準備を整え、行動開始です!

コース紹介

※復路、山頂からブナグラ峠までログ取り忘れ

距離: 16.2 km
最小標高: 780 m
最大標高: 2260 m
累積標高(登り): 1549 m
累積標高(下り): 1549 m

標準CT: 馬場島より 登り5:50 下り4:40

馬場島<0:50>取水堰堤<1:30>戸倉谷出合<1:20>ブナグラ峠<2:10>赤谷山<1:40>ブナグラ峠<1:00>戸倉谷出合<1:20>取水堰堤<0:40>馬場島

林道ゲートより戸倉谷出合

5:40

林道ゲート前からスタート。

今回の同行者は、、

M巻氏 毎日10kmのランニングを欠かさない努力家。

K﨑パパ ご年配ながら学生時代は山岳部でならした猛者。冷静で的確な判断力で我々を導いて下さった。

K﨑氏 K﨑パパの息子。絶倫。

以上、3名。

まずはなんの変哲もない林道を黙々と進み、白萩川に架かる橋を渡る。

つづいてブナクラ谷の橋を渡る。2年前に訪れた時にはなかった砂防堰堤が出来ていた。

6:10

取水堰堤の横を通過。道には崩落してきた土砂が覆い被さっていた。

6:15

大ブナグラ谷を飛び石渡渉。結構な水量だ。

下手をこき、のっけから靴の中を濡らすとテンションガタ落ちなので慎重に。

大ブナグラ谷の渡渉後、ようやく登山っぽくなってきた。

6:55

道は沢筋についていたりもする。

人がたくさん入るメジャーな山と違い、踏み跡が不明瞭な箇所も多い。

7:10

まずは戸倉谷出合に到着。

戸倉谷の全容。源頭に見えるのは大猫山東の小ピークかな。

戸倉谷出合からブナグラ峠

7:17

戸倉谷出合を通過し、小さい支流を渡渉。

戸倉谷の横の谷。滝があった。

2年前の同時期に訪れた時よりも確実に残雪が少ない。

その為、雪の上も歩けず夏道もロスし、何度か藪漕ぎを強いられる場面も。

7:40

藪漕ぎ最中、小枝が鼻の穴にナイスインし、負傷するM巻氏。トイレットペーパーで栓をする(笑)そして背後には大日連山の稜線も見え始める。

この辺りから傾斜もきつくなってきたのでアイゼンを装着。

8:08

峠までのもう少しがなかなか縮まらない。上部で再び雪渓が切れた。

8:34

雪渓が切れた後、僅かに登ると峠直下のゴーロ帯に突入。

南方に目をやると剣岳の姿。

ゴーロ帯を過ぎ、ほんのちょっと登山道を登ると、

8:40

スタートから3時間、まずはブナグラ峠に到着!

8:40

峠からは、 朝日岳、白馬、杓子、白馬鑓、唐松岳そして五竜岳 と後立山の美しい稜線が一望。眼下には栃尾谷が小黒部谷に向けまっすぐに伸びている。広大な谷筋をスキーで滑ってみたい衝動に駆られるのは私だけだろうか。

待望の山頂へ

ブナグラ峠で小休止後、山頂へ向け歩を進めるが、登山道は数分歩くと雪に埋れた。その先には、前回大した装備もなくビビって撤退した急斜面のトラバース地点が。

8:55  結構な斜度の雪渓トラバース。

K﨑パパから「ガッチリいこうッッ!!」と檄が飛ぶなか、一歩ずつ慎重にステップを切りながら前に進む。

足を滑らせると、吸い込まれるように落ちていってしまいそう(汗)

急斜面トラバースをクリアし、猫又山をバックにM巻氏。

9:08

雪庇の際を行く。

五竜岳をバックにニッコニコなK﨑親子(笑)

一方、ややお疲れ気味なM巻氏。 鼻の穴が片っぽ塞がっている為、呼吸が苦しいのか。

9:20

相変わらず夏道が見つからず主稜線東側の斜面を詰める。

9:57

でっかい岩が現れる。その下部で小休止。小さい沢状の地形があり、恐らくそこが夏道であると推測される。

10:18

毛勝山の奥に見えるのは初雪山かな?

11:06

斜面を詰め稜線に上がったところで、ようやく露出した道を発見し安堵。しかしほっとしたのもつかの間。道は荒れている箇所も多く、踏み跡の上に藪が覆い被さりそれを掻き分けて進むような場面も。

11:23

再び雪上に戻り、山頂に向け最後の一登り。後立山の稜線上には、峠からは見えなかった鹿島槍ヶ岳の姿が。

鹿島槍ズーム。均整のとれた双耳峰が美しすぎると話題に(笑)

そんな山容に惚れ惚れしながらさらに歩みを進め、峠から登る事2時間40分。

ついに、

11:26

赤谷山、山頂到着です!!

山頂からの眺め

雪に覆われたダダッ広い山頂からの眺めはまさに圧巻!

まずはなんといっても眼前に迫る大迫力の剣岳。

荒々しい北面の姿をこんなにも近くから眺めるのは、初めての経験だ。

中央手前より白萩山、奥左より赤ハゲ、白ハゲ、池平山、剣岳

剣の右に奥大日、大日岳

室堂乗越の奥にちょこっと見えるは薬師岳かな。

この雄大な眺めを楽しみながら至福の時(笑)

K﨑氏愛用のホエーブスのガソリンストーブ。

かなりの年代ものだが、まだまだ現役。ゴーという音を轟かせ勢いよく湯を沸かしていた。

何度でも訪れたいと感じる素晴らしい眺望の山頂でございました。

下山、開始

12:20、名残惜しくも下山開始。

登山道に覆い被さる藪を掻き分け進む。

12:39

中には背丈ほどのものも。

12:42

大きく崩落した個所。足を置いただけで地面は脆く崩れる。上を慎重に高巻く。

藪を掻き分け、再び雪上へ。

12:55
13:10

足スキーを駆使したりし、ガンガン下る。

ほどなくして峠直下のゴーロ帯を見下ろせる箇所に。

13:32

ブナクラ峠まで戻ってきた。お地蔵様と記念撮影。

ゴーロ帯を下り切る前に左手にある登山道へ。

13:57
14:03
14:26

ブラグラ谷支流の渡渉点まで戻ってきた。

鮮烈な飛沫をあげ流れる雪解け水を給水したり、

火照った顔を洗ったりと、思い思いにリフレッシュ。

14:43

その後も歩みを続け、戸倉谷出合通過。

15:08

本流を高巻いている、やや緊張を強いられる箇所。

15:33

取水堰堤通過した後は、

15:49

だらだらとした林道歩き。往路よりもえらい長く感じるのは何故なのかしら。

16:00

下山開始から3時間40分、無事ゲートまで帰還。

皆さん、お疲れ様でした。

メンバーに別れを告げ、子供を塾に迎えに行けという嫁からの指令を受け家路を急ぐ。

そしてこの数日後、予期せぬゴタゴタが私の身に降りかかってくるとは、この時は知るよしもなかった。しばらくはブログなんぞを執筆している場合ではなくなるかも…。

今回のコースタイム

林道ゲート<0:30>取水堰堤<1:00>戸倉谷出合<1:30>ブナグラ峠<2:40>赤谷山<1:10>ブナグラ峠<1:00>戸倉谷出合<0:50>取水堰堤<0:30>林道ゲート

※休憩含まず

道中出会った花々

シラネアオイ

カタクリ
ニリンソウ(?)
サンカヨウ
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