ぱっとしない天気が数日続いていた、1月29日(火)。
仕事の合間にスマホで天気予報をチェック。
すると私の休日である明日と、ここ直近の唯一の好天が見事に合致しているではありませんか。
さあ何処を攻めようか思案していたところに丁度、
山スキーの師匠であるO山さんより嬉しいLINEメッセージが。
「明日、山スキー一緒に行かない?」
「はい、もちろん喜んで!!」
と、即答(笑)
何処にしますかと尋ねたところ、
『御世仏山』にしよう、と仰る。
???
どこの山なのか、なんて読むのか全く分かりませんでしたが、
下調べすると、どうも五箇山の平地区にある山で(みよぶつやま)と読むよう。
国土地理院の地図では、二等三角点があるだけの名も無きピークとなっていますが、
地元ではちゃんと名のある山で、標高は1.031mとのこと。
当日、期待に胸を弾ませO山師匠と合流。
一路現地へと向かいます♪
高岡より国道156号線を南下、平地区の篭渡という集落を越えた辺りで国道脇の広い
待避所のような所に駐車、準備を整え、いざ行動開始です。
コース紹介
最小標高: 330m
最大標高: 1031m
※取り付き点345m~500m地点までログ取り忘れ
距離:6.4km(実際は7kmほど?)
山頂へ向け、出発
9:10 駐車した場所のすぐ脇の斜面から取り付き、
杉林を少し登ると棚田のようなところに出ました。
あぜ道(?)を進み、再び杉林へ。
ひたすら歩を進めます。
どんどん高度を上げると西側の視界が開けました。
画像左が高坪山?
ここいらで一息。
その後も杉林が続きます。
杉林を抜けると、巨木が出迎えてくれました。
最近やたらと樹木に感動してしまう自分がいます。
歳のせいでしょうか(笑)
標高700mほどで林道に合流。そこから取り付き易そうな斜度の緩いルートを探すが、
中々見つからず、しばし林道を水平移動(汗)
痺れを切らし、むりやり登高を試みもドツボにハマる私(笑)
無駄に体力を消耗し、再び師匠に先頭を変わってもらう。
面目ない(汗)
そんなこんなで、ようやく尾根に乗り上げる事ができました。
尾根に上がると、今まで登ってきた北斜面と打って変わって日差しが照りつけています。
雪は緩みまくり、街中のそれのよう。重雪ラッセル開始(笑)
ふと東に眼をやると、旧スノーバレー利賀スキー場。
閉鎖される前に滑りに行きたかったなと思っても後の祭り。
ま、ハイクすれば滑れますが(笑)
尾根の東側に回り込むと視界が開け、
金剛堂山の姿が。
気持ちのいいブナ林。
これが山頂へのヴィクトリーロード(笑)
立山の主稜線も出迎えてくれたところで、
念願の、、、
12:30 御世仏山、山頂到着です!
辺りの藪も雪に埋もれ、想像以上の大パノラマが広がっております!!
金剛堂山から北へ延びる稜線の奥に立山連峰
目を凝らすと槍の穂先も。
人形山、三ヶ辻山方面
何時まででも眺めていられる素晴らしい眺望。
のんびりと昼食を取った後、後ろ髪をひかれながらも、13:15、下山する事と致しました。
下山開始
林道の途中までは細かいアップダウンがあり、シールを付けたまま引き返し、
登りの心配がなくなったところでシールを外し、滑走準備。
尾根に乗り上げた地点まで戻ったところで、お待ちかねの滑走タイム。
まずは、O山師匠がドロップイン♪
雄たけびを上げ、かっ飛んでいく師匠(笑)
私も後に続きます。北斜面、サッラサラの良質パウダーが保持されてました♪
さすが師匠!狭い樹間も平然とすり抜けていくッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
先頭を変わりながら滑り、あっという間にお楽しみは終了。
いや~、素晴らしい斜面でしたね♪
数年前までの私は、整地オンリーの軟弱レジャースキーヤーで、
パウダーは大の苦手でありました。
しかし先々シーズンから足繁くゲレンデに通い、コソ練を積み重ねた甲斐あってか、
今回はエンドルフィン分泌しまくりの納得の滑りが出来たと思います(笑)
ま、下部、雪が重くなったところで何度か転倒しましたが(笑)
童心に帰ったように、雪に埋まった田んぼをスキーで歩きまわり、、、
無事、国道まで下山。
板を担いで、きっちりと除雪された歩道を進み、
駐車ポイントまで、無事帰還。
私の愛車は、工事関係者の車に違和感なく紛れていました(笑)
本日は天気にも恵まれ、絶好のコンディションで越中パウダー満喫出来ました。
O山師匠、お誘い頂き有難うございました!
また、ご一緒しましょう♪
本日のコースタイム
駐車場<2:25>尾根合流点<0:50>ピーク<0:35>ドロップポイント<0:35>駐車場
※休憩含まず