2018年9月12日、八郎坂を登り、弘法、追分を経て弥陀ヶ原の南に位置する松尾峠へ行ってきました。
コース紹介
距離: 15.6 km
最小標高: 970 m
最大標高: 1972 m
累積標高(登り): 1029 m
累積標高(下り): 998 m
八郎坂より入山
称名川に架かる飛龍橋を渡り、八郎坂登山口のある左岸へ。
石碑の裏からスタートです。
弘法までは標高差500mを一気に詰めますが、良く整備された九十九折りになっていて、あまり辛さを感じさせません♪
称名滝の落ち口がほぼ目線の高さまできました。
対岸には大日の稜線。大日小屋も見えます。
小一時間歩を進めると、、、
アルペンルートに合流です!
八郎坂を登りたくない方はケーブルカーとバスでどうぞ。おカネで解決できます。
舗装路を歩いたり、際に沿っている木道を歩いたり、、、
七曲がり付近では舗装路から外れてショートカット。
広大な弥陀ヶ原の先に奥大日岳を望みながら進むと、
目指す松尾峠への分岐点に到着。
その松尾峠へ向けて伸びる一筋の道。
その先へ進むと、、、
国土地理院の地図には無い立山カルデラに降りる道がありました。
砂防工事関係者のみ、一般の利用はご遠慮下さいとあるが、先に進みたい欲望にかられて仕方がない。
今回は自粛しましたが、この欲望をいつまでも抑えていられる自信はありません(笑)
行く手を阻む倒木を乗り越え、、、
松尾峠に到着。完全貸切です。
柴崎芳太郎らが設置したという三角点に敬意を表しながらタッチ。
峠からは目と鼻の先にある、この木道を登りきったところにあるという展望台へ。
そこからは国見岳や鷲岳、鳶山などの山々やカルデラ崩壊地が一望出来ると聞いており、私は期待に胸を弾ませ木道を駆け上がりました。
なんという事でしょうか。ガスに覆われ、眺望は殆どありません。
砂防工事に励む重機の動く音だけが虚しく響き渡っていました。
興奮冷めやまぬまま展望台を後にし、
松尾峠まで戻ってきました。
峠からは周回出来るように道が二本あり、
せっかくなので帰路は歩いていない方から下ることにしました。
こちら側はあまり手入れがされていないようで、伸びまくった笹藪を掻き分けて進む羽目に。
藪に覆われているため木道も湿って滑り易く、そこを下っていくのには非常に気を張ります。
背丈くらいある箇所もあり、やっぱり来た道を引き返せば良かったと激しく後悔。
途中で大休止を挟みながらも、なんとか分岐点まで戻って来ました。
弘法に向けて再び歩みを進めます。
池塘と鍬崎山
酸性雨の調査器具
八郎坂への降り口まで戻ってきました。
奇怪な形のダケカンバ
称名滝はガスに覆われていました。
八郎坂もいっぺんに靄の中へ
登山口に無事帰還。
今回のコースタイム
八郎坂登山口<1:05>弘法<0:45>追分分岐点<0:20>松尾峠<0:35>
追分分岐点<0:30>弘法<1:00>八郎坂登山口
(休憩含まず)