夏山シーズン到来!北アルプス最奥地へ♪後篇 三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~鏡平~新穂高

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おはようございます。一夜明け、三俣山荘で清々しい朝を迎えました。

たっぷりと睡眠させてもらったお陰で、昨日の疲労は概ね回復♪

身支度を整え、遅めの朝食をとり、宿のチェックアウトを済ませた後、

小屋の外へと出て参りました。

ここから先は昨日辿った『西銀座ダイヤモンドコース』が『裏銀座縦走路』と合わさり、

いつかのピークを結び槍ヶ岳へと続いています。

本日はその裏銀座を進み、三俣蓮華岳、双六岳とピークハントをした後、

その先にある双六小屋で裏銀座と別れ、鏡平を経由、小池新道より新穂高へと下山、、、

といったルートをとる予定です。

それでは、本日も張り切って行きましょう!

ルート紹介

距離: 19.0 km
最小標高: 1243 m
最大標高: 2841 m
累積標高(登り): 568 m
累積標高(下り): 1881 m

所要時間: 9 時間 10分(休憩含む)

標準CT:8:15

三俣山荘から三俣蓮華岳、双六岳へ

5:50

お世話になった三俣山荘を後にします。

もし再訪する事があれば、こちらを拠点に今度は鷲羽や水晶方面も歩いてみたいですな。

では、三俣蓮華岳に向けて出発!

最初は緩やかな傾斜が続きます。

寝起きの身体をウォーミングアップさせるのには丁度いい負荷です。

コバルトブルーの空の下、ゆっくりと歩を進めます。

少し高度を上げ、視界が開けると目に飛び込んできた景色。

槍から南に続く穂高の峰々と、北鎌尾根の左奥は西岳~赤岩岳かな?

三俣蓮華岳南側もカール状の地形です。

そのカール内は広大なお花畑。

シナノキンバイやハクサンイチゲなどが咲き誇っておりました。

ここから双六小屋までは、三俣蓮華岳と双六岳ピークを巻くカール内の登山道もあるようですが、我々は稜線沿いに進みます。

さらに高度を上げると、岐阜県の最高峰、笠ヶ岳の姿も現れました。

名の通り笠を伏せたような形は、さすがは百名山。見事な山容です。

6:40

緩やかな登りは山頂直下で急なザレ場に変わり、そこを登り詰めると、

三俣蓮華岳ピークに到着です!!山荘からは50分でした。


※クリックで動画が再生されます

日本三百名山の一座であるその山頂からの眺めは、まさに贅沢の極み。

岐阜県側には笠ヶ岳、長野側には槍、穂高岳。

富山と長野の県境には鷲羽、水晶岳。

富山岐阜の境目には黒部五郎岳。

そして我々が住まう富山方面には薬師岳。

名立たる百名山たちが揃い踏み!!

な、なんだ、この眺望は、、、

「圧倒的じゃないか、、、」

槍をバックに

富山、高山、大町市との表記。

富山、岐阜、長野の境界である三俣蓮華岳は、山頂からの眺望もさることながら、

一瞬で三県を訪れる事が出来る貴重なポイントでもあります(笑)

昨日歩いてきた、北ノ俣岳から黒部五郎岳の稜線。

思えば遠くへ来たものだ。

どこから眺めても薬師岳はデカい。

その手前には日本最後の秘境と呼ばれる雲の平が広がる。

黒部五郎岳のカール

鷲羽、ワリモ、水晶岳

贅沢な景色を十分堪能した後、山頂に別れを告げ、次の目標、双六岳へと向かいます。

コバイケイソウと槍

ちょうど岐阜と長野県の県境にあたる稜線に沿って双六岳へと歩を進める。

長野側には広大な緩斜面が広がっています。

そこには我々が進む稜線ルートとは別に登山道があり、

高山植物を愛でながら進みたい方はこちらの方が楽しめそうでした。

そして、三俣蓮華岳ピークより進むこと50分、

7:50

お次は双六岳に到着!

三俣蓮華からは小ピークを二つほど越えてきましたが、

稜線のアップダウンは軽微なもので、息を切らすこともなく

意外と楽に到着する事が出来ました。


※クリックで動画が再生されます

ここでは笠をバックに記念撮影。

穂高の峰々を眺め佇むF氏

こちらのピークは槍穂方面の展望もさることながら、笠の姿が素晴らしい!!

また、槍方面に向かって伸びる広い尾根についている

裏銀座縦走路の一筋の道を見た瞬間、身体の震えを感じるほどの感動を覚えました。

それがコレ。撮り方ヘタですいません(汗)

山頂では登頂を喜びあったり、景色を眺めたり、思い思いに楽しんでおられる方々が多数

おられましたが、中でも新穂高方面より登ってこられたという老齢の女性が印象的でした。

お歳を伺うとなんと79歳だとのこと!

自分に置き換えると、その歳でここまで来れる自信はない(汗)

てか、その歳まで生きていられるかな、、いや生きていたとしても年金だけで

やりくり出来ているだろうか、、今のうちに年金に頼らずとも生きていける地盤を

固めなくてはとか、余計な思いが脳裏に浮かんできたので、

そんな事は下山してから考えればよいと、再び歩みを進めることに致しました。

双六岳から双六小屋

先ほど眺めていた、広尾根上の登山道。

その先には西鎌尾根が槍の穂先に向かって伸びている。

ここはもはや尾根というより平原のような地形に感じます。

今回は視界がすこぶる良好なので何の問題もありませんが、

ガスったりして視界が効かない際は難儀しそうなポイントでした。

広尾根が終わり、一気に様変わりした急斜面を下ります。

巻道との合流点より双六岳を見上げる。

どっしりとした山容です。

穂高の峰々より南西に延びる稜線の先には北アルプス唯一の活火山、焼岳。

北に目をやれば、昨晩宿泊した三俣山荘(画像左端)と鷲羽岳。

ここから眺めると山荘からピークまでは結構な急登である事がうかがい知れる。

何よりも惚れ惚れするその山容に目を奪われますな。

そして、双六岳山頂より進むこと45分、

8:55

双六岳と樅沢岳の鞍部に立つ、双六小屋にやって参りました!

なんと大きい母屋でしょう。さすが収容人数200人の山小屋。

母屋の隣のトイレの前には流し台のある水場があり、ここで給水させてもらいました。

昨日のルートもそうでしたが、今回歩いた道中には水場や給水できる山小屋が随所にあり、

持ち合わせの600mlのボトルに補充しながら行動を続ける事ができ、

保険としてザックに忍ばせていた500mlのペットボトルに手をつける事は一度もありませんでした。

双六小屋より鏡平へ

休憩と給水を終えた我々は鷲羽岳に見送られながら双六小屋を後に。

同時に裏銀座からの別れでもあります。

樅沢岳より西南西に延びる尾根に乗り上げる。

西鎌尾根から続く裏銀座縦走路が一望。

そして、ここから弓折乗越までは、今回の山行の中で一番多くの種類の高山植物たちに

出会えた区間となりました♪

ハクサンフウロ

クルマユリ(?)

シナノキンバイ(?)

ハクサンチドリ(?)

コバイケイソウ

花見平と呼ばれるお花畑。

花の百名山に選定されている双六岳へと向かう道だけあって

まさに百花繚乱といった感じです。

そんな花々を愛でながら歩みを進めると、、、

本日の昼食ポイントである『鏡平山荘』が眼下に見えてきました。

その奥には奥丸山と穂高の稜線。

大キレットのハンパない落ち込み具合がスゴイ。

10:10

双六小屋より1時間、弓折乗越に到着です。

ここで稜線歩きは終了、鏡平に向けどんどん高度を下げます。

高度が下がるのに反比例するよう気温は上がり、汗が噴き出します。

11:00

久しぶりに標高2300mを切ったところで鏡平山荘に到着です。

鏡平で昼食 そして逆さ槍を拝む

魅惑的なのぼりと看板

ココから先はもう登り返しもないので、我慢する必要もなかろう(笑)

乾いた喉を潤すこれ以上のものを私は知りません。

まだ下山は済んでいませんが、フライング乾杯(笑)

F氏は諸事情により酒を絶っているためノンアルで。

そしてラーメンでパワーチャージ。

お腹が満たされたあとは、本日のメインイベントのため、鏡池に移動。

そのイベントは鏡池に映る、『逆さ槍』の撮影です!

微妙に水面が波打っていたので、クッキリとはいきませんでしたが、

それっぽいのをなんとかファインダーに収めたら、

11:55、いよいよ新穂高に向け下山開始します。

鏡平から旅の終着点、新穂高へ

久しぶりに自分より背丈のある木々が現れ始める。

沢道をどんどん下ります。

左俣の谷が見え始めました。

12:20

シシウドヶ原を通過すると、とうとう高度は2000mを割りました。

もう完全に猛暑の下界と同様、とろけるような暑さです、、、

そしてこの時間だと当然日差しも強い。

我々は下りなのでまだマシですが、この時間帯でも登ってくる方々が多数。

私ならこんな気温の中、この道を登るのは絶対イヤだ、、、

12:50

猛烈な暑さの中、進むこと小1時間。

絶好の休憩ポイント、秩父沢にやってきました。

上部の雪渓から流れ出る鮮烈な雪解け水。

見ているだけで涼めますが、

それだけでは当然飽き足らず、F氏は足湯ならぬ足水。

わたしは頭から被る。

火照った身体がみるみるクールダウンされていきます。

思い思いに水遊びに耽ったのち、わさび平に向け、再出発。

看板上では1:00とありました。

13:25

小池新道の登山口をスルー。

ここからは登山道というよりかは普通の林道となる。

私はこういうなんの変哲もない林道歩きが一番苦手です、、、

13:40

単調な林道を登山口より歩くこと約20分。

わさび平小屋へ到着。

ここの名物は湧水で冷やした野菜や果物。

そうめんも旨そうでした。

14:10

地獄の登りとの噂に名高い笠新道の登山口を通過。

黙々と林道歩きを続け、、、

14:55

ようやく左俣林道のゲートに到着。

ゲートから程なくして新穂高ロープウェイ駅の建物が。

15:00

ここで今回の山旅にとうとうピリオドが打たれました。

この後、駅付近の温泉旅館で日帰り入浴をさせて頂き、

この近辺に居住している友人S氏にピックアップを願い、

初日に車を停めた飛越トンネル横まで送ってもらう。

昨日からの山行ルートは、通常なら入山前にこの辺りに

もう一台車をデポして置かなければならないような行程だったと思いますが、

S氏のおかげで、込み合う新穂高駐車場の熾烈な争い(?)に

身を投じることも無く済みました。ホント有難うございましたm(_ _)m

コースタイム

三俣山荘             5:50

6:40  三俣蓮華岳          7:00

7:50  双六岳                8:10

8:55  双六小屋             9:10

10:10  弓折乗越           10:20

11:00  鏡平山荘           11:55

12:50  秩父沢              13:10

13:25  小池新道登山口  13:25

13:40  わさび平小屋     13:55

15:00  新穂高

行動時間9:10 歩行時間6:35 休憩2:35

標準CT 8:15  休憩除くCT短縮率79.8%

おわりに

車中泊を含めると2泊3日に及んだ、F氏との今回の山旅の最終日。

見どころは数えきれないほど多々ありましたが、

私の中でのマストは、なんといっても三俣蓮華岳から眺めることの出来た景色でしょうか。

あの北アルプスの名峰達が勢ぞろいした贅沢な眺望は、

ピークから眺めとしては自分史上ナンバーワンのものであったと思います。

いうならば完全ハーレム状態です。エレクチオン不可避ともいえるでしょう。

どこから登ってもアクセスしずらい北アルプス最奥地とよばれる三俣でしたが、

さらに最深部ともなれば、水晶、赤牛岳あたりでありましょうか。

是非ともアタックしてみたい山域ですが、

その為にはもっと日数をかけると共に、何日でも歩き続けることが出来る強靭な身体が必要です。

時間を作るための公私の効率化、そして長旅に耐えうるだけの身体をつくるべく

今後も日々精進しなくては、、、という決意と

そして今回同行してくれたF氏、新穂高から飛越トンネルまで送迎を快諾してくれたS氏に

改めて感謝の意を表し、帰路に着く事と致しました。

※記事の情報は当時のものです。

また、素人投稿の為、内容の正確性は保証出来ません。

登山の際は、最新の確かな情報をご参照下さい。

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