2017年11月13日(月)
立山連峰の北端『僧ヶ岳』『駒ケ岳』の二座、
登頂して参りました。
双方、富山の百山に定められている山で、
主たる登山ルートは、
黒部側『烏帽子尾根コース』
宇奈月温泉側『宇奈月尾根コース』
魚津側『東又コース』
3つがあります。
今回は魚津側からの『東又コース』を選びました。
コースをご紹介します。
往復距離:15.9km
累積標高:1649m
標準CT:往路5:40 復路4:20 計10:00
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AM6:00 富山市内の自宅を出発。
本日のお目当て、僧ヶ岳がくっきり見えます。
雲一つない澄んだ空!
本日は眺望も大いに期待出来そうです♪
目指すは登山口がある片貝川上流、
まずは片貝第四発電所を目指します。
快適な舗装路もここまで。
この先は未舗装のダート道を進みます。
吊り橋を横目に走ると、、、
登山口到着です。
駐車スペースがありました。
停めれる台数は7~8台ほどでしょうか。
登山口は駐車スペースのすぐ横にありました。
では、参ります!
全く身体が温まっていない開始早々、
ロープが垂らしてある急斜面が続々、
キツいとは聞いていましたが、噂に違わぬ急登です(汗)
紅葉も終わり、登山道には落ち葉がぎっしり。
1200m付近から雪が現れる。
ほどなくして、標高1350m、伊折山到着。
ここまで登山口から距離約1.7km、標高差637m。
単純計算で勾配率37%、中々の登り応えです、、、
少し息を整え、先を急ぎます。
黙々と雪の上を歩くと、
徐々に背の高い樹木が少なくなり、視界が開けます。
間近に僧ヶ岳、
後立山の稜線、反対側には富山湾まで見え始め、
俄然テンションが上がります♪
標高1600m、成谷山、到着。
この辺りから、ようやく傾斜が緩くなってきました。
景色を楽しみながら、快適に歩を進めます♪
下界よりも一足早い冬景色を楽しみながら
ほどなく進むと、、、、
スタートから約3時間半、
1855m、僧ヶ岳山頂、到着です!!
※クリックで動画が再生されます
眼前にそびえる大迫力の毛勝山や
真っ白に冠雪した後立山の峰々!
まさに圧巻の一言!!
先月登った朝日岳も見えます♪
ここだけでも十分満足なんですが、
本日はこの奥にある駒ケ岳が目的です。
後ろ髪を引かれながら先へ進む、、、
僧ヶ岳から駒ケ岳は距離約2.8km、標高差150m。
細かいアップダウンを繰り返しながら登っていきます。
トレースはありませんでした。
何のものかは分かりませんが、
獣の足跡に導かれながら進むと、、
ほぼ垂直に登る岩場が出現。
足場が雪に隠れている上、
付いている雪も、踏んだら崩れる非常にもろいモノ。
ロープが露出していてくれたのが幸いでしたが、
今回の山行で一番気を張った箇所でありました(汗)
この難所(?)を越えると、ついに、、、、
駒ケ岳、山頂です!!!
※クリックで動画が再生されます
僧ヶ岳からの展望も大変素晴らしいのですが、
ここまで足を延ばすと、
毛勝山の背後に剣岳、駒ケ岳に隠れていた唐松岳など、
僧ヶ岳のピークからは見えなかったものを目にする事ができ、
満足度はさらに増しました♪
心行くまで景色を堪能した後、
13:05、下山開始。
僧ヶ岳ピークで小休止し、、、
僧ヶ岳から少し下ったところで、
毛勝山や後立山の峰々とお別れ、、、
15:50、伊折山を通過。
本日の日没予定時刻は16:47。
沈みゆく太陽と競り合いながら登山口へと急ぐッ!!
16:45、なんとか日没前に登山口に戻ってこれました。
いや~、写真を撮りまくってたせいで、ギリギリ(汗)
本日は天気も終始良く、山にかかる雲も殆どありませんでした。
そして空気が澄んでいたからか、
はるか遠くまで見渡せ、風もほぼ無い。
こんなコンディションの良い日は稀でしょう♪
おかげでインスタ映え(笑)する写真が沢山撮れました。
まあ、家で披露しても誰も興味は示しませんがwwww
※クリックで動画が再生されます
片貝川の清らかな流れと共に、家路へ向かうことと致します。
それでは、お疲れ様でした。
2年前の11月12日にも、宇奈月尾根より僧ヶ岳登頂してました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-762969.html
本日と一日しか変わらないのに、
この時は道中一切雪は無し、、、
暖冬でしたもんね~
今回のヤマレコ記録はこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1312969.html
※記事の情報は当時のものです。
また、素人投稿の為、内容の正確性は保証出来ません。
登山の際は、最新の確かな情報をご参照下さい。